ハーフマラソンブログ

ハーフマラソンでサブ90→85を目指す人のブログ

分水嶺トレイル2018

分水嶺トレイル2018

 
分水嶺トレイル(Bソロ)に参加してきた。
その振り返り、レース編。
 
⓪スタートまで
 
青森で起きて、打ち合わせして
新幹線の中で寝て、自宅→藤沢皮膚科→奥多摩駅と移動。
レースの備えて朝から、炭水化物を食べまくる。
 
暑さで掻き崩した肘が心配。
21時に奥多摩に到着。集合時間を1時間勘違い。
到着時間が早すぎて、スタッフの中で若干気まずい時間を過ごす。
 
荷物チェックは無事合格したんだけど、非伸縮テープがちゃっちいと注意された。
もしかしたら注意されるかもなぁってところはきっちり注意されますね。
 
奥多摩(スタート)〜CP1(雲取山)
 
試走してないから、道がよくわからないのでひたすらついていく。
水根の辺りでルートロス。15分くらいかな。まぁしょうがない。
無理に前の人を抜こうともせず、のんびりと付いていったら雲取山に到着。
到着時間は 5時30分くらい。
カップラーメン、コーラを補給して6時出発。
 
②CP1〜CP2(雁坂小屋)
 
雲取山〜将監小屋までは地味な道のりを淡々と進む。
面白くない道だけど ここで出会った方と話しながら進むことで割とあっという間に将監小屋に着いた。
 
レースなんだけど、話しながら山を歩いてるので、友達と行く登山と変わらない感じ。
同じくらいのペースでサクサクと歩けることがすごく楽しいなって思った。
 
将監小屋〜雁坂小屋はそこそこアップダウンの多い道だった気がする。
暑くなってきて、スピード上げたら潰れるなって思い、多少抑えながらもそこそこ頑張ってた気がする。
 
雁坂小屋でカレー、ゼリー、コーラを補給して14時くらい出発。
 
③CP2〜CP3(大弛峠)
 
雁坂小屋〜甲武信ヶ岳はなかなかのきつい道のり。
アップダウン多いし、大きな岩を乗り越えていくところも多い。
 
岩場区間ではストックが非常に邪魔だった。
ザックを下ろさずにストックがしまえるような装備が欲しいなって思った。
 
あと、外付けのロールマットが邪魔だったり、ヒップベルのないザックが揺れまくったり、まぁ至らない点ばかり笑。16時過ぎ、割と疲労困憊で甲武信小屋到着。
わかりやすく、開けた道が好き
 
甲武信小屋では食べ物や飲み物を補給したかったけど、売店にお酒くらいしか置いてなかったので補給ができなかった。
甲武信小屋では確実に補給できると思ったんだけどなー。
まぁしょうがない。
 
甲武信ヶ岳は5年ぶりくらいかな。
 
甲武信ヶ岳〜大弛峠までは割と好きな道。北八ヶ岳っぽい感じ。
森の匂いもいい感じ。アップダウンも思ったよりなくて最後の国師への 登り以外はすんなり進んだ気がする。 
 
 
緑の色が濃い森が好き。ただ、夜間に歩いたら確実にロストしてたと思う。
 
とはいえ、国師の時点で足はボロボロだったので、国師から大弛までの下りが階段でありがたかった。大弛到着は20時くらい。
思った以上にいい時間だった。大弛ではぎりぎり補給(コーラ2本)することができた。体拭いて、夜ご飯のうどん食べて、テント張って21時就寝。
 
安眠はできなかったけど、割と寝れて1時30分起床。
トムヤムクン雑炊を立てて、チェックポイントで雑談して、2時50分くらい出発。
 
④CP3〜CP4(富士見平)
 
金峰山までは順調に登り、朝日を拝むことができた。
金峯山やっぱり好きだ。また来ます。
頂上でご来光
 
金峰山の稜線。昔、捻挫して痛い目にあった。
 
大日岩の辺りで疲れているなぁって思った。
大日岩から、小川山への破線ルートはなかなか険しく、体力が持ってかれた。
ザックが揺れる、マットが擦れる、立て直すのに体力を使う使う
険しいルートになればなるほど、ザックって大切だなぁって思った。
 
小川山を登る際に荷物をデポしたんだけど、なんか気持ち悪くて。
やっぱりレースだし、ルールでレギュレーション(必需装備品)は決まってるし
そこは持って歩かないと不公平だよなぁって思って、途中で引き返すことにした。
 
それで1時間くらいのロス。でも僕の場合、いいタイムでゴールするよりも
気持ち良くレースを終えて、今後レースを思い出した時にいい気分に浸れるかが大切なので後悔はない。
 
ちなみにこの辺りから頭がクラクラしてたので、軽い熱中症になっていたんだと思う。
富士見平までスピードが上がらずのんびりと進む。富士見平到着時間はわからない。
 
富士見平では中華丼、コーラ、CCレモンを補給。
暑くて食欲がなかったけど、無理やり中華丼を放り込んだ。
カレー食べようと思ったけど、1800円は高いなぁって思ってやめた。
これがレースでの最後のがっつりした食事で、ここからゴールまでは行動食で繋いでいった。
 
⑤CP4〜獅子岩(ゴール)
 
瑞牆山への登りは本当にしんどくて、一般登山客に引っ張ってもらう感じ。
疲れすぎてて瑞牆山へは寄らなかった。まぁしょうがないね。
 
不動沢への下りの途中で、冷たい水を頭からかぶって熱中症対策。
血液が冷たくなっていく感じがして、若干症状が治まった。
この作業を富士見平小屋でやっておくべきだった。早め早めの対応は大切だと思った。
 
ただこの頃になると熱中症以外にも、足や肩等、色々な箇所で限界な感じがしてきて、歩くのがしんどくなり始めた。
 
不動沢で最後の水補給。余裕を見込んで水2.5リットルくらい。
それに加えて、富士見平で買ったCCレモン0,5リットルでなかなかしんどい重さ。
 
重くなればなるほど、ヒップベルトがないのが辛い。肩が痛い。
 
アメリカのロングトレイルと意識した文化系ハイカーな雰囲気(しかも直前にステッカーまで付けてしまった)で、ジマービルトのザックなんか使わないで、壊れかけのOMMクラシック25にすればよかったってこの辺りで思った記憶がある。
 
林道の上りで、いいペースで丁寧に歩くおっちゃんに出会って最後まで引っ張ってもらった。
 
地図読み区間について、尾根沿いまでは割と順調に通過。
尾根道までの拡大コピーを持ってきたからね。
 
それ以降は迷いに迷ってしまった。冷静に判断ができなかったな。
迷って道無き道を30分くらい進んでしまったのですでに限界に近い疲労も倍増。
でも楽しかったな。地図読みなんて初めてだったからいい経験になった。
地図読み区間が終わるころ、日が傾き始めた。
 
信州峠〜ゴールまでは金魚の糞区間。ただ、おっちゃんについていくだけ。
この区間でも2回くらいルートをロストして信州峠から6時間30分かかってゴール。
どこからか撮った写真 
 
信州峠以降は苦しくて苦しくて仕方なかったし、こんなに苦しかったら、お盆の南アルプス行きたくなくなるんじゃないかって思ったけど、そうでもなく、足が回復したら山に行きたいなぁって気持ちになっているところが山の不思議なところ(レース終了から現在16時間経過)
 
レース後
 
レース中に仲良くなった方々と雑談して1時30分くらい就寝。
4時30分くらいに起きて、5時のバンに乗って自宅に戻ろうと思ったけど
なんだかんだ、居心地がよくて8時くらいまでビール飲んでまったり。
コンビニで買出しして、信濃大町小淵沢甲府と雑談して帰宅。
いい人たちと巡り合えたな、いい旅だったなって思う。
楽しい、辛い、苦しい、暑い、眠い、色々と味わった夏の3連休だった。